役者紹介インタビュー第四弾。今回は『みなそこでまってる』スーパースター役の山中楓加さんにお話を伺いました。
【読者の皆様へ】配信後に公開を予定していたトーク部分を追記しました。ストーリーに関するネタバレが含まれるため、配信を未視聴の方はご注意ください。
───意気込みはありますか?
山中「意気込みはー、まあとりあえず、がんばります(笑)」
───稽古場で日々感じることは?
山中「稽古場はゆるいんですけど、でも演出が「はいやるよ〜」って言ったらみんな、筋トレとかいやいや言いながらもちゃんとやってます。」
山中「まあそういう感じの、ゆるいけどやりますって感じの稽古場です。」
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───自分の役の好きなところってありますか?
山中「好きなところは、とりあえず、自信満々な感じで採石家のセリフにもスーパースターの紹介が出てくるんやけど、なんかボクシングでかなわん相手に勝負を挑んだり、滑り止め受けずに入試に挑んだりとか、なんでもやってみようって自信がすごいある子で、それがすごいなぁって感じで。」
───確かに人生は保険みたいなものをかけておいて安心できるものな気がしますが、そういったものが一切ないキャラクターですね。
山中「なんでもやってみようみたいな。スターになるって言って家飛び出した子やから。絶対やらんからそういうのは。決断力っていうか、行動力がすごいなぁっていう。」
───不安みたいなものが全然なさそうですよね
山中「でも、実際はちゃんとスーパースターっていう名前やからちっさいときに苦労して、その名前に負けんようにかんばろうっていう。名前から自分を掻き立てるじゃないけど、名前からそういうふうになろうってなった人なんかなぁって思ってます。」
───作品中で印象に残ってるシーンやセリフはありますか?
山中「自分の出ているシーンなら、はじめの方に何回か「サインを書いてあげるよ!」みたいな感じで主人公に話しかけるけど、主人公はスーパースターを知ってるわけないし、でも実際のスーパースターみたいに「えっなんで知らんの…」って感じで振る舞ったり。おばあちゃんが来た時にスーパースターを捨てて普通の女の子としておばあちゃんに話しかけてしまうけど、またそれも主人公にバレそうになって焦るっていうのが、ちょこちょこあるんで、そこが実際のスーパースターと違って、スーパースターじゃないスーパースターみたいな感じでそこが面白いかなぁと思います。」
───スーパースターは、表現したい自分と本来の自分が別なのかなぁと感じる点ではありますよね。
山中「そう。スーパースターになりたいんやけど、実際は違うから、ところどころで違和感が出るのが面白い。」
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───ご覧いただくお客様にひとことください!
山中「スーパースターには、『スーパースターっぽい時』と『全然そうじゃない時』があるので、そこを見て欲しいです。」
山中楓加さんありがとうございました。 劇団ゲスワーク第一回公演『みなそこでまってる』のアーカイブ期間は2022年3月26日20:00までです。アーカイブは何度でも見返すことができますので、インタビューを読んだ上でもう一度見たくなった方は、ページ下の公演情報に書かれたURLからご覧ください。
みなさまにとって『みなそこでまってる』が心に残る作品になりますと幸いです。
取材・文/相原千乃
写真/間﨑柚太
公演情報
劇団ゲスワーク 配信公演 『みなそこでまってる』
演出 大田陽彦
脚本 吉原有美歩
3月19日(土) 18:00〜 配信開始 (配信後一週間のアーカイブ有り)
本公演はチケットサイト「teket」イベントページにて配信を行います。
配信開始後、下記リンクからご視聴ください。
※配信はアーカイブ終了まで何度でもご視聴いただけます。
※アーカイブ期間は3月26日 20:00までです。
○料金
無料カンパ制(応援チケット方式)
○お問い合わせ
HP:https://gekidanconicio.wixsite.com/guesswork/contact
Mail:guesswork.info@gmail.com
Twitter:@gekidan_gesuwa
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